ベイスターズ戦の敗戦で優勝はなくなりました。
まだ、総括は早いかもしれませんが、
まず、挙げられるのは田中広輔の不振と、使い続けた首脳陣でしょう。
プロ野球は実力の世界です。
いくら実績があっても成績が振るわなければ使うべきではありません。
ましてや、個人記録など実力で勝ち取らなければなんの価値もありません。
今年の田中広輔にはフルイング出場の記録がかかっていました。
ただ、シーズン当初から打率1割台の低空飛行が続いていました。
ファンの間ではいつまで続けるのか話題になっていました。
途中から打順を下げたりはしましたが、打順は回ってきます。
厄介なことにフルイング出場ですから代打を出すこともできません。
結局、オールスター開けの7月15日までスタメンでつかいました。
記録が途切れるまで田中広輔の打率が2割に達することはありませんでした。
オールスター開けですからシーズンの半分以上過ぎていました。
その後、しばらくはファームに落すこともありませんでした。
しかも成績のふるわない選手を使い続けるということは他の選手の
モチベーションにも影響を与えます。
上位2チームのジャイアンツの原監督、ベイスターズのラミレス監督共に
頻繁にファームとの入れ替えを行っていました。
ジャイアンツなど陽 岱鋼やゲレーロといった中心選手でも調子悪ければ
ファームで調整させていました。
ベイスターズも同じでした。
カープの首脳陣にはそういった考えはなかったのでしょうか?
調子のいい選手はどんどん使って、悪ければファームで調整させる。
当然その間ファームから上がってくるわけですからその選手は励みになります。
そうやってチームを活性化すべきではないでしょうか?
残り数試合、多分CSにはでれるでしょう。
首脳陣には選手を見極め思い切った采配を期待します。
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